34.ある雨の日の情景

作詞:伊庭啓子
作曲:吉田拓郎

バスが止まって 外は雨がふっている
ガラス窓に いっぱい並んだ雨だれの
むこうで誰かが タバコに火をつけた

それから人は 皆 傘をさして
まるで心を 傘でかくせるみたいに
そして黙って 雨の中を歩いてる

それから雨は どこかの風と一緒に
茶色のハッパを 一枚落としていった
それから 皆 雨にぬれて歩いてる

雨の中を バスは動きだした